第1章.

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ステージ前に行けば、他に呼ばれた3人は既に来ていて、後は呼んだ人と先生がいた。 何か用か、と訊こうと口を開きかけた時…… 「君たちには、生徒会に入ってもらう」 は……? 「どういう、こと…ですか」 誰かが、問った。 「君たちは剣が上手いだろう?ここの生徒会は剣が上手い者のみ入れるんだ」 女が入るのは珍しいことなんだが…と、先生はぼそりと呟いた 「質問、いいですか」 私は彼らに、問う 「他は男なのに何故私が入らなければいけないんですか」 それを言えば先生がこたえた 「社愛莉、お前も剣が上手いからだ。当たり前だろう」 何故見もしないでわかるのだろうか。私はそんな疑問を持ったが、恐らく資料でも見たのだろうと自答した 少し思考を動かしているうちに、生徒会について話していたらしい 「そういうことだから、お前たちにはこれから生徒会の一員として頑張ってほしい」 そう言って、各教室へ戻るよう解散された 「彼女、本当に剣上手いんですか?」 「上手くなかったら入れないだろう…」 そんな会話が聞こえてくるからして、生徒会なんてめんどくさい役職だなと思うが それで町の安全を守れるならいいか、と私は思った .
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