2章

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「さっきの電話、陽さんからか?」 「ああ。」 「なんだって?」 「揉め事があったらしい。うちのところも数人病院送りになったらしいぜ。」 「スネーク か?」 「多分…」 あたし達は顔を見合わせた。 多分… 多分この人達は族だな。 "スネーク"はあたしらでも知ってる有名な族。 それと同じ位有名な… "SUN"なんだろう、彼らは。 この人達は… その中でも幹部クラスだろう、恐らく。 ってか一番敵対しているところと喧嘩してるのにこの人達はこんなところでのほほんとしてていいのかな? ふとそんな疑問が頭の中を過ぎった。
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