2章

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早速着替えて海へ。 「やっぱ沙奈綺麗…」 「んな!蘭のが綺麗だし!」 あたしらは職業上日焼けは人一倍気を遣わなければならない。 だから念入りに日焼け止めを塗る。 「よし!行こう!」 「どんだけ張り切ってるの…」 「まあまあ。さ、行こ♪」 数分後。 「ねえねえ、俺等と一緒に遊ばない?」 「うわ、2人ともめっちゃ可愛いじゃん!」 そこには4人の男達がいた。 あたしはその中の… 赤髪の人とバッチリ目が合った。 その瞬間バッと目を逸らし、断る為に、 「いや…「いいですよー!」 あたしが断ろうとした瞬間蘭がいいよと言った。 まあいいよって言うよねー。 いいよ? いいよ!? 「ちょっ、蘭!」 「まあまあ~。あ、行きましょ!」 男達は嬉しそうに前を歩いている。 それを見たあたしは蘭の腕を掴み、 「なんでOKしたの!」 と、コソコソと言った。 「だってあの人達イケメンだよ?」 「そーゆー問題じゃないでしょ!」 「そーゆー沙奈だってさ、あの人の事気になるんでしょ?」 蘭が指差したのはさっきの赤髪の人。 「違うわ!あれは目が合っただけで…」 「まあまあ、いいじゃないの~!」 …よくないってば。
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