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早速着替えて海へ。
「やっぱ沙奈綺麗…」
「んな!蘭のが綺麗だし!」
あたしらは職業上日焼けは人一倍気を遣わなければならない。
だから念入りに日焼け止めを塗る。
「よし!行こう!」
「どんだけ張り切ってるの…」
「まあまあ。さ、行こ♪」
数分後。
「ねえねえ、俺等と一緒に遊ばない?」
「うわ、2人ともめっちゃ可愛いじゃん!」
そこには4人の男達がいた。
あたしはその中の…
赤髪の人とバッチリ目が合った。
その瞬間バッと目を逸らし、断る為に、
「いや…「いいですよー!」
あたしが断ろうとした瞬間蘭がいいよと言った。
まあいいよって言うよねー。
いいよ?
いいよ!?
「ちょっ、蘭!」
「まあまあ~。あ、行きましょ!」
男達は嬉しそうに前を歩いている。
それを見たあたしは蘭の腕を掴み、
「なんでOKしたの!」
と、コソコソと言った。
「だってあの人達イケメンだよ?」
「そーゆー問題じゃないでしょ!」
「そーゆー沙奈だってさ、あの人の事気になるんでしょ?」
蘭が指差したのはさっきの赤髪の人。
「違うわ!あれは目が合っただけで…」
「まあまあ、いいじゃないの~!」
…よくないってば。
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