第一章~初めてのスカイダイビング~

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気付くと見知らぬ場所に居た。 取り敢えず…此処は何処なんだ? 「済まない。少し用事があったものでね。」 目の前には金髪で、左右対象の翼を持った人間がいた。 「済みません、此処は何処かお訊きして宜しいですか?それと、あなたは何者ですか?」 「順を追って説明しよう。あ、堅苦しくなくていいからね。まずは此処の事だね。」 俺は説明を受けた。 どうやら此処は『ヘブンズフィールド』という所らしく、こいつは神だそうだ。 …全くそうは見えないが。 「君を此処に呼んだのは、君に話があったからだ。」 「話…とは?」 「君は自分が何者か知っているかい?」 コイツは何を言ってるんだ?俺は俺。人間だ。 「俺は人間だなんて思ってたりしてるよね?」 ッ…!? コイツは何が言いたいんだ? 「単刀直入に言おう。君は人間じゃない。人間であって人間じゃないんだ。」 「どういう…ことだ?」
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