初登校

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昇降口に立っていた人が、知っているかのように、俺に話しかけてきた 『君が高宮慶くんだね?』 慶『そうですけど…あなたわ?』 『君は父親にそっくりだ、その瞳の奥底にある熱い心と、どこか冷たい心を持ち合わせている』 その人は俺の質問に答えず、色々な話をしてくれた 学校のことや、全寮制のこと、選抜試験があることなど、様々なことを話してくれた そして、一通り説明し終わったあとやっと俺の質問にこたえてくれた。 『そういえば、まだ君の質問に答えていなかったね(笑)私はこの、学園の理事長の秋元だ。よろしく!』 慶『理事長さんでしたか。無礼を許してください。改めて、高宮結城の息子の高宮慶です。」
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