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キーンコーンカーンコーン
ん?予鐘がなった。
入学式も終わりだし帰るか…
そう思った時、1人でキョロキョロしている男の子を見つけた…
桜が舞うなか1人で立たずみ周りを見ていた…
桜色の髪と瞳
長いまつげ…
白くて血管が見えそうなほど透き通った肌
つやつやで潤いがある唇
私はその子を見たとき思わず釘付けになってしまった…
そしてその子は振り替えって私を見ると、軽く微笑みおじきをした…
おじきを返すと、その子は近かずいて来て、口を開いた…
「ラパス・ミールを見ませんでしたか?」
ラパス・ミール?
ラパス・ミールとは…
狐の仲間だか、野生のものは極めて危険な存在だ…
時には人を食らうときもあると言う…
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