ストーリー1 魂狩り

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「ラパス・ミールがどうかしたのか?」 私は疑問に想い、訪ねてみた… すると、少し寂しそうな顔をして言った… 「実は…この付近で飼っていたラパス・ミールが居なくなったんです。」 その子はいいずらそうに言った… 「名はなんと言う?」 「ユリアスです…ユリアス・エリムグレー」 「私はリリアス。リリアス・エリムサードだ。」 !! その子は驚いたような顔をして言った… 「エリムサードってあの有名なエリム家の?」 「あぁ…君は、あのエリムグレー家の氏族か?」 「はい…」 その子は気まずそうに言った… 「そうか…それにしても、名前が似ているな…そう思わぬか?」 「え? あっはい!」 「で、ユリアス君。君は何故この付近でラパス・ミールを飼っていたんだ?」 「それは…」 「君もこの連華学園の生徒なら校則を知らないわけではないだろう?」 「っ!」 「まぁいい…まずはラピス・ミールを見つける事が先決だ…」 ユリアス君はほっとしたように胸を撫で下ろした
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