【第2章】ルームメイトがイケメソ……乙っwww

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狼『あー、あの人は今最中らしいからさー、俺が代わりに…』  なるほど。副寮長大変だな…ならないようにしよう、うん。  そんなバカみたいな思考を巡らせていると… 狼『じゃあ、部屋案内するねー』  テライケメンな副寮ch……長いな…葉月先輩は歩き始めた。  だから黙ってついて行く。 * 狼『はい、ここが君の部屋。同室の子は……いると思うからっ』  そう言うと眩しすぎる笑顔をこちらに向けてきた。  ま、眩しいっ……  思わず下を向く。 狼『……何で下向いちゃうの?』  そりゃ…あなたの笑顔が眩しいからっ……なんて言えないわけで…  そもそも俺は人と話すのが苦手だから大体下を向いてしまう。 気づいたら癖になってしまっていた。 狼『………まぁいいや、困ったことがあったらいつでも遠慮せず聞いていいからね?』 「あ、はい…ありがとうございます。葉月先輩……」 狼『あ、狼でいいよー?』 「…じゃあ、狼先輩…」 狼『よし、じゃあ頑張れよっ』  俺の頭をくしゃっと撫で、そくさかと去っていった。  ………行動までイケメソ、だと?!  ………とりあえず入ろ……  イケメソ狼先輩の背中を見送り、自室の鍵を開け、入ることにした。
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