【第2章】ルームメイトがイケメソ……乙っwww

9/18
86人が本棚に入れています
本棚に追加
/104ページ
 イ、イケメソ、だとっ?  しかも狼先輩とも、紅とも違うタイプのイケメソだ。  狼先輩は、爽やかな体育会系っぽい感じ。紅は、一匹狼(つまり不良)っぽい感じ。  それに比べて千崎先輩は、大人っぽい、クールな感じのイケメソだ。  かっこいいな………雰囲気も口調も落ち着いてて… 狼『じゃあ、作業再開!』  俺がぼーっと千崎先輩を観察していると、狼先輩がそう言った。  それと同時に、荷物を運ぶ作業が再開された。 * 赤司『結構早く終わったな…』  一通り荷物を運び終えた。 「狼先輩と千崎先輩、手伝ってくれてありがとうございました…」 赤司『………なぜ狼は下の名前なのに俺は名字なんだ?』 狼『あー、確かに……赤司も下の名前でいいと思うよ?』 「で、でも……」  なんか、赤司先輩と呼びづらい… 赤司『別に…どっちでもいいが、狼が名前だったからな……俺も下の名前でいいんじゃないかと……』  か、可愛い…… 「じゃあ、赤司先輩。ありがとうございました…」  そう言うと、赤司先輩は照れくさそうに顔を背けた。
/104ページ

最初のコメントを投稿しよう!