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桜さんか……
肩まで程良く伸びた金色の髪が、外にはねている。チャラ男風のイケメソさんだ。
俺は長い前髪でできる限り顔を隠している。なぜか?なんとなくだ(キリッ
桜『わかとって、どうやって書くの?漢字で』
ぐっ……桜さん、それは禁句ですよ……
俺は名前の漢字を聞かれるのがはっきり言って嫌いだ。兎なんて字がつくとか、恥ずかしいし……
「えっと……和風の和に、歌っていう字に、兎、です……」
桜『兎?!可愛らしいな…ま、これからよろしくな、和歌兎。』
頭をぐしゃっと撫でて、厨房の方へと向かっていった。後ろ姿もイケメソだ。
てか、頭ぐしゃぐしゃなんですけどwww
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