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「由利、何してんの?」
私が一人で短冊を書いていると後ろからベルが抱き付いて来た
「ベ、ベル?!突然抱き付いて来ないでよ;」
ベルはいきなり抱き付いて来るから心臓に悪いんだよね
ベルはムッとした表情で私を見てる……と言っても長い前髪のせいで目は見えないけど
「王子に抱き付かれるの嫌な訳?」
「そんなことないよ!寧ろ嬉しいから」
と慌てて答えるとベルが笑っていた
「わ、笑わないでよ~」
ムゥと頬を膨らませるとベルはごめんごめんと言いながら私の頭を撫でてくれた
私、ベルに頭撫でてもらうの好きだな~なんて考えているとベルはさっき私が書いた短冊を取り上げた
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