『始まり』

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俺は気持ち悪いながら、部屋の前に到着した。 俺は二十八番と書かれたカードを扉の前にかざす、すると扉は横にスライドし開いた。 「うわー、なんてハイテクなんだ……」 俺は部屋を調べた、リビングに勉強用の部屋と寝室があり風呂場とトイレがある。 リビングにはソファーとダイニングテーブル、冷蔵庫などの各家電製品があった、テレビもあるという。 風呂とトイレは特に言うまでもないが、寝室にはダブルべッドと本棚、クローゼットが3個もあった。 勉強用の部屋は机があり、授業に必要な道具や本棚、何かをしまっておくような棚が部屋の壁に沢山設置されていた。 人さは三人家族が広々と暮らせるくらい、俺一人だからこの広さ、寂しいんだけど……。 俺は時間割を確認する、明日は魔法薬学と戦闘訓練か……何やるんだろうな。 明日から俺の学園生活が始めるわけだし、教科書全部ボックスに入れればいいや。 ボックスとはダルイ先生が使っていた、物を出し入れしていた魔法です、何でも出し入れできるポケットがあると考えてくれればいいだろう。俺は教科書や必要な道具をボックスに入れて、俺は脱衣所に向かった。 俺は誰かの視線を感じある手段をとった。 服を試しに艶かしく脱いでみた、誰も居ないからいいものの本当に変態ですね、下着を脱ぐときも恥ずかしそうに脱いでみる。 「誰かの視線を感じたんだけど、気のせいかな?」 俺は視線が無くなったのを確認すると、普通にシャワーを浴びる、シャンプーなどもしっかり用意されていたので、スムーズに全身を洗うことが出来た。 俺は長湯派なので2時間お湯に使ってから、風呂を上がり、おいてあったバスローブを着て、髪はドライヤーで乾かし寝室に向かう。 「あ、食事忘れてたまあいっか……。明日ユリアと一緒ならいいんだけどなー、マジで一人心細いんですけど……」 俺は呟きながらそのまま布団に包まり、眠りについた。
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