挨拶と新しいSS

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このマンション内を 探索終えて いつしか夜に なっていた 璃久徒は 何時間も 一人で説明をしていて 私は 余った時間を 璃久徒の説明が終わるまで ボーッとして 過ごしていた 飽きないのか とも思ったが 璃久徒は ずっと楽しそうに 話してくれて 部屋に戻りたい とは 言い出しずらかった 部屋に戻ると 段ボールだらけの 部屋に なっていると 思ったが そんな事はなく 綺麗片付けてあり 小綺麗な 部屋になっていた これも 璃久徒が やってくれたのだろう いつも有りがたい 家具が 極端に少ない 部屋のベッドに ダイブして しばらく休憩する…が 梵天> …………っ…落ち着かない すぐに くるであろう 睡魔も 動きたくなくなる あの安心感も なにもない 梵天> …どうしよぅ…………… 部屋の中で じっと しているのも 落ち着かないので 妖館内を歩き回っていた 梵天> ……はぁ…… 温かい飲み物を 飲んで リラックスしようと ラウンジに 入ると 案外 今日みた 入居者が 集まっていた 反ノ塚 カルタ 野ばらの 三組だ 反ノ塚> おー ルイじゃん カレーうどんを 食べながら 声をかける反ノ塚 その反ノ塚に 続くように 目線が 私に注がれる カルタ>……こんばんは……ルイちゃん 野ばら> あら、ルイちゃん どうしたの? 優しい笑顔を 見せる 野ばら 今は SSの 大太はいないのね と 怪訝そうな 顔をする 確かに よく考えてみれば 存在を 忘れていたような…ないような 梵天> 心配してくれて ありがと 他の人にも 心配させない 様に ありったけの 満面の笑みを 浮かべる 超 ぎこちなく なったけど… まあいいか そんな 事を話していると ぱっと急に 部屋が 暗くなる 急過ぎて 目が慣れなくて 目の前が暗い 梵天> …停電? そんな事を 考えて キョロキョロと 灯りを求めて 動き回る 膝に椅子を ぶつけたり して歩いて フラフラしていたら 頭に冷たい 硬い何かが あてられる ?>…動くな 後ろから 聞こえる 低い声 反ノ塚や カルタ ましては 野ばら の声ではない 闇に慣れ始めた 目で後ろを みると 頭に 銃口が向けられて いたことに気づく 野ばら> ルイちゃん!!? 反ノ塚>!? カルタ>!? 危険を悟った 三人は 私と 頭に 向けられている 銃口を見て 息をのむ けれど 私は恐怖を 知らない様に 冷静に 物事を考える 梵天> …何だ…人間なのか
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