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璃久徒> 他に 欲しい物はありませんか?
血まみれな 頭と 両手に一杯の
荷物は 通行人などに 二度みされる程の
迫力を 醸し出していた
梵天> 紅茶…甘めのレモンティー
アイスで…シュガー20個程 入れてきて
超が付くほどの 甘党な私は
荷物係の 璃久徒の事情を 知らんとばかりに
きつく 吐き捨てる様に 命令する
勿論 文句どころか なにも言わず
レモンティーを 買いに出かける
その間に 白い箱を持った 反ノ塚が帰ってくる
箱からは 甘い香りが 漂っていた
反ノ塚> 悪りー 悪りー 待った?
凛々蝶> ケーキ?
…何か 今日はらしくないな
梵天> らしくないんだー
そんな憂鬱な 気持ちの私は
話しを合わせていた
御狐神> お二人は 仲がよろしいのですね
梵天> ホントだねー
確かに 最初に会った時から
思っていたが 確かに 仲が良いと思う
そして 先ほども 言っていたが
御狐神の様に 同じ事を言うと
凛々蝶> は?
君の目は ふし穴か
言葉を 交わされる
…まあ、照れ隠しだと 思っておこう
いや そうであって ほしい
その後 色々な買い物をした
凛々蝶の 携帯など 様々
そして 妖館に 6時過ぎに戻る
反ノ塚は一反木綿の 姿で
買い物を終えた 私達を ラウンジへと案内する
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