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パーン
野ばら> おかえりなさーい &
妖館へようこそ
2つのクラッカー が同時に音を鳴らし
笑顔で 出迎えてくれる 野ばらとカルタ
突然すぎる サプライズに 唖然とする
野ばら> うふふ 驚いた?
驚いた顔を見て 満足しそうに笑ってる
これには流石に 凛々蝶達も びっくりしていた
梵天> これは…一体?
薄々感ずいていたが 確認するために
少しだけ 聞き返すと 待ってましたと
言わんばかりに 野ばらは ケーキ
カルタはチキンを 持ってくる
野ばら> 歓迎会よ
カルタ> 遅くなって ごめんなさい…
照れながら 謝るカルタ
そこから 淡々と話始める
カルタ> なかなか みつからなくて…
これ… お祝いっぽい かなって…
チキンを 差し出すカルタを
うん それ クリスマス会だな
食いたかったんだな?
とすかさず 反ノ塚が 反応する
本当に 私に歓迎していいのか
少し 心がチクリと傷んだ
日曜日 歓迎した人が 自分達を
殺そうと するとは 夢にも思っていないだろう
梵天> 私を 歓迎してくれるの?
その一言には 色々な意味もあった
殺そうとする 相手を歓迎してくれるのか、
こんな私でもいいの かと
そんな複雑な 思いなどしらないせいなのか
みんな笑顔を 私に向けてくれる
梵天> ありがとう
その時 私は 人の悪意ばかり 目にして 触れて
気味悪がられて そんな現実に絶望して
そんな事実を 全て呪って
けれど今は 全て一夜だけの 儚い夢だとしても
嘘でも 今だけは 私がしようとしている悪を
忘れられると そう思った
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