蒼氷の刃

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「今日から極東支部に配属になった新人を紹介する」 ツバキはみんなを集めた。 「しかも、新型の神機使いだ」 「えっ、マジで!」 「これで何人目だよ?」 「それ程ここが激戦地区って事だろ」 と言い合っていた。 「静かにしろ! 今から新人に自己紹介をしてもらう」 ツバキの一喝に皆は黙り込んで少年は一歩前に出る。 「本日付けに第一部隊に所属する事になりましたサクラ・シュルツです。前はドイツの支部にいました。皆さんの足を引っ張らないよう頑張ります」 とサクラは頭を下げる。 「よし、以上だ。後は第一部隊に任せる」 ツバキはそう言って解散させた。
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