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二番目 アリスは大人しい青年
音楽が得意な彼は、歌を唄いながら
不思議の国…夢の中へ
歌を唄うのが上手で大人しい彼は、皆に慕われました。
そして
彼は、
いろんな音を溢れさせて
狂った世界を生み出しました。
そんな彼は、
胸にさした
一輪の薔薇の花の香りに惑わされ
イカレ狂ってしまい自らのこめかみに銃口を突きつけ
引き金を引いて
命を落としました。
傷口から流れ出た真っ赤な血が胸の薔薇に染み込み
彼の胸に
真っ赤な花が一輪咲き乱れていました。
人々から親しまれた二番目アリスは、
皆に愛でられながら 枯れていきました。
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