お話

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私、柿原莉乃は今日のために 一段とおしゃれをしていた。 その理由は、 もちろんデートに行くため! など浮ついた話ではなく、 幼馴染である二宮修二の母、 美里さんに挨拶に行くのだ。 美里さんはすごく優しくて 私にいつも優しくしてくれた、 そして、 しゅうくんこと修二も、また、優しくしてくれた。 きっと美里さんが 優しくしてあげなさいとでも、言ったのではないかと思う。 しゅうくんは私に対して優しすぎると思う。 幼馴染だからって 昔からなにをするのにも 私を見守ってくれていた。 だから、全然気付かなかった… あの時から 少しずつ変わり始めていることが
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