0人が本棚に入れています
本棚に追加
私、柿原莉乃は今日のために
一段とおしゃれをしていた。
その理由は、
もちろんデートに行くため!
など浮ついた話ではなく、
幼馴染である二宮修二の母、
美里さんに挨拶に行くのだ。
美里さんはすごく優しくて
私にいつも優しくしてくれた、
そして、
しゅうくんこと修二も、また、優しくしてくれた。
きっと美里さんが
優しくしてあげなさいとでも、言ったのではないかと思う。
しゅうくんは私に対して優しすぎると思う。
幼馴染だからって
昔からなにをするのにも
私を見守ってくれていた。
だから、全然気付かなかった…
あの時から
少しずつ変わり始めていることが
最初のコメントを投稿しよう!