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「なに、かーさん?」
「あぁ、こっちよ~」
微笑みながら手招きをする母を少し怖いと思った。
「あら、まだ着替えてなかったのね~
まぁ、いいわ!莉乃ちゃん来てるわよ~」
「っ!!」
少しにやけた母が
莉乃に聞こえない小さな声で言った。
「しゅうくん、こんにちわ!」
「おぅ!」
俺と会う時は制服だったり、ジャージなのに
なぜか、母の前ではきちんとした服装でくる
しかもそのカッコも結構可愛い。
めちゃくちゃ、俺好みなんだが…
ってそんな言葉をいえるはずもなかった。
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