初恋

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「み、美波?? それはさすがに悪いから、やめようよ」 私は突然割り込んできた美波に困惑しながらも言った。 すると、美波は私に近付いてきて、耳元でこそっと言った。 「あのね、あかね。 私…実はね…。 斉藤先生のこと、気になってるんだよね」 びっくりして美波を見ると、顔を真っ赤にして弱々しく微笑んでいた。 「あかねは、もしかしたら教師を好きになるだなんてひくかもしれないけど… でもね、入学したころから気になってたんだ」 「え、美波。 それ、本気で言ってる??」 私は驚きを隠せない。
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