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私はその後、結羽に別れを告げ、帰路に入る
いつもの見慣れた風景は、勉強疲れをした目や脳をリフレッシュするかのように、安らかなものだった
ただひとつを除いては
香音「・・・・・この神社・・・・」
前にも忽然と現れた神社、いやむしろ私が、道行く人が気付かないくらいの存在感のない神社なのかもしれない
私は好奇心から、中に入ることにした
今日この日、私は少し運命が決まっていたのかもしれない
神社は大きく、鳥居の間から見た時よりも二倍は越える大きさに思えた
私は賽銭箱に10円を入れ、手を合わせる
ただただ、毎日が楽しく過ごせるように願って
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