夏休みと私

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あの日以来、あの神社には余り近寄らないことにしている 学校に用事があっても通学路を遠回りにするほどに 結羽「ねぇ?聞いてる?」 私は少し考え事をしていたと適当なことを言い、またボーっと窓の外を見る 今結羽と共に夏休みを満喫しようとデートに出掛けている 香音「(女の子同士でデートなんてねぇ・・・・どうなんだろ・・・・)」 私は結羽とは親友と呼べるほどの仲を築いてるつもりだ 彼女のことは好きだが、そこまでアブノーマルな世界には踏み込みたくない そんな変な妄想をしながら長々と続く結羽のお話を聞き流していた 彼女の話題は彼氏、私には居ないのでただの自慢話なのだ 正直羨ましいことの為、余り聞きたくない 今は喫茶店で少し休憩中 時間はもう昼を回り、1の数字と3の数字を針が示している 私の予定としては、少し休憩したらすぐウィンドウショッピングに入りたかった 少しの休憩が既に3時間余りを過ごしていることに私は少し引きそうになるぐらい話し込んでいる
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