夢と巫女

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今年の舞いは完璧の仕上がりだった・・・・・・完璧だったのに、親は許しはしなかった 完璧のはずの舞いに愚痴をつけ、自分達のストレスの捌け口として私を叱りつける その行動がエスカレートし、学校の前や、友達の前でも平気で罵る 次第に近寄り難くなっていた私をみんな避けるようになった 以前友達だった人でさえ・・・・・ それ以来舞いをすることを辞め、私は神社の雑用をやることにした 学校も行かなくなり、朝早く出ては神社に行き、遅くに帰るという生活を繰り返した ある日、私は神社周辺の掃き掃除をしていると、不意に声をかけられた ??「あんた・・・・・・・なに・・・・してんの?」 私は振り替えると、その姿を捉えると同時に手に持っていた箒を落とす 私に声を掛けてきた人物は・・・・・・お母さんだった
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