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朝、お父さんも今日は休日らしく、まだ起きる気配がしない
時計は既に9時を指していた
私は軽く朝食を取るとお母さんに会いに家をでる
香音「行って・・・・きます」
言葉に被るように風鈴の音が頭の中に響いた
それはまるで喜んでいるかのような楽しげな音色で・・・・
お墓に着いた私はお母さんに今からのことを語りかけた
神社の出来事も部屋の人形も
自分の感じていた不安を問いかけるように話し、20分ぐらい話すと神社に向かうためにその場を後にする
その時何かがお母さんのお墓の前に立ち、私を不安のような悲しい視線で見送る人がいたことに私は気づかなかった
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