私の説明書

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今考えればの話だが あの席替えさえなければ、私はこの特殊な感情に気付くことがなかったのではないだろうか いや それもないかな あくまでもこの席替えはただのキッカケだったわけで 気付くのは時間の問題だったような気もするし 今では早めに気付いて良かったとも思ったりしている むしろあの時の先生にお礼でも言いたいくらいだ 理解できなくても無理はないが 簡単に説明しようか 私、佐々木 陽 (ササキヨウ)は 男好きなのに男がキライだ。
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