189人が本棚に入れています
本棚に追加
だんだんと近づくにつれて、大きくなっていく洋館。
門の前に着地すると魔理沙が口笛をならした。
魔理沙
「こりゃまたでっかいなー。お宝とかあんのかな?」
霊夢
「目的を忘れないでよ?」
美鈴
「いやいや、まず侵入しようとしないでよ!」
私達の会話を遮り、一人の女性が前に降り立つ。彼女は紅魔館の門番、紅………え~………中国だったかな。
美鈴
「私はこの紅魔館の門番紅美鈴!あんたたちは通さないわよ。さっさと帰りなさい」
そうそう、そんな名前だった。
魔理沙
「残念だが無理矢理でも通してもらうぜ?」
霊夢
「そうよ。どいてくれない、中国?」
美鈴
「な、何故その呼び名を!?」
魔理沙
「ナイスネーミングセンスだぜ霊夢。というわけだ中国、入れてくれ」
美鈴
「くそー!話し合いで解決しようと思ったのに、もう許さん!ちからづくで帰してやる!」
霊夢
「魔理沙、下がってて。私がやるわ」
魔理沙
「おいおい、さっきとは逆じゃないか。そう言われると戦いたくなるんだぜ?」
……そう言うとは思ってたけど。昔からそういう奴だったもんね。
霊夢
「足、引っ張らないでね」
魔理沙
「よっしゃあ!」
最初のコメントを投稿しよう!