廻る運命

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霊夢 「………え?」 そんな、違う。たしか前は魔理沙と二人で戦って苦戦しながらも勝利、だったはず。私に任せてくれなんて言ってない! 魔理沙 「別にあんたも構わないだろ?霊夢は本泥棒じゃないんだからな」 パチュリー 「……まぁそうね。そこの紅白は行っていいわよ。生きて帰れるかは保証しないけど」 霊夢 「ちょっと魔理沙!どういうことよ!?」 魔理沙 「えと………さっきな、霊夢がチルノとかいう奴や中国と戦っている時、お前の強さにびっくりしたんだ」 違う。それは2回目だから。弾幕が分かっていただけで、強くなっているわけじゃない。 魔理沙 「私はここでアイツと戦う。お前はその間に親玉ん所行ってこいよ。それが私なりの一番のアイデアだぜ」 こんな、魔理沙がこんな事を言うなんて思ってもいなかった。 確かに私は今まで前回とは異なる行動をとってきた。でもそれがまさか未来を変えるなんて。 霊夢 「………分かったわ」 魔理沙 「そうか……。でも私の出番も残しておいてくれよな!」 魔理沙はニコッと笑い、私の背中を叩く。 霊夢 「ええ、だから早く来なさい」 そう言い残し、私は更に館の奥へと進んでいった。 パチュリー 「あなた一人で大丈夫なのかしら?私は弱くは無いわよ」 魔理沙 「上等!霧雨魔理沙様の恋の魔法でぶっ飛ばしてやるぜ!」
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