廻る運命

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帰り道、今日考えていた事を再び考えていた。 それはZの目的。なんとなく2回目の紅霧異変を解決してしまったが、これで良かったのだろうか。Zは私にもう一度異変を解決させてどうするつもりなんだろう。 そんな事を考えていたら、もう神社の前に着いてしまった。 霊夢 「とりあえずご飯でも……」 ここで、家の前に誰か居るのに気付いた。しかし暗くて顔が見えない。 霊夢 「……あの、誰?」 と声をかけながら近付いていく。 ? 「お帰りなさい、霊夢さん」 私は足を止め、息をのんだ。目が見開き、懐に手を入れ、御札を探す。 霊夢 「あなたの方から来てくれたのね」 必死に冷静を装うが、内心動揺しているのか、なかなか御札が取り出せない。 いいか、絶対に逃しちゃいけない。捕まえて白状させてやる。 ? 「そりゃ私の方から行きますよ。だって私の居場所を知らないでしょう」 霊夢 「それもそうね」 相変わらずへらへらしてんのか真面目なのか分からない喋り方だ。 霊夢 「……それで、何の用かしら、Zさん?」
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