終わらない冬と夜

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霊夢 「何って、普段着だけど」 Z 「違いますよね。サラッと嘘をつかないでください」 チッ、流石に無理があったか。つか何でコイツが私の家の前にいんのよ。しかもこのタイミングで。 Z 「あらかた異変が起きる前になんとかしようとしたんでしょう?」 な、なんでそんな事分かんのよ。予知能力でも持ってるわけ? 霊夢 「べ、別に何をしようと私の勝手でしょ。そこまで縛られる筋合いは無いわ」 Z 「確かに異変を解決しろとは言いましたが、異変を起こさないようにしてどうするんですか」 霊夢 「別にいいでしょ。どいて」 Z 「駄目です。どきません」 霊夢 「どいてよ!」 Z 「駄目です」 霊夢 「何なのよ、もー!」 家から一歩も出れずに、入り口で足をじだんだする。 Z 「………はぁ。じゃあこうしましょう。私と弾幕勝負を致しましょう。霊夢さんが勝ったら何をしても良いですし、何でも質問に答えてあげましょう。ノーコメント無しで」 思いがけない提案に、思わず胸が踊る。これはチャンスだ。 Z 「ただし、霊夢さんが負けたら、2度とこんなことはしないと誓って貰います」 霊夢 「……ふふ、受けてやろうじゃないの」
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