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ーー次は下野、下野、お降りの方はお近くのボタンでお知らせくだい。ーー
ピンポーン
沈む気持ちを見据えたかのような機会的な声が告げた
俺の両親の葬儀が終わりバスでの帰り道だ。
「んじゃ拓馬俺ここで降りるから、」
諒はボタンを押して少し俺の様子を伺うかのように言ってきた
「おぅ、今日はわざわざありがとな。諒」
「気にすんな、俺もおじさんやおばさんには世話になったし、、もうそろつく頃かな? 彩ちゃんはどこで降りるの?」
「え?私は…とりあえず拓馬と一緒に帰るよ。」
彩が少し遠慮がちにいった
「ありがとな彩。んじゃ諒気を…」
バコーーーン!!!
いきなりだった、強い衝撃が俺らにぶつかった
もうなにがなんだかわからない。
ただなんとなくわかったのが俺らは死にかけていることだ、
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