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和也「うわっ、おっさん又剣振り回してるし。」
「あっ、あの時のスライム。」
気づかれたー!!
「おいおい、逃げるなって何もしないからよ。」
和也「本当か?」
「ほんとだってほら。」
おっさんは剣を下に置くと近づいてきた。
和也「待て、俺は本を返しに来ただけだ。」
「他の本は良いのか?」
和也「読ましてくれるのか?」
「あぁ。」
和也「じゃあ、お邪魔しまーす。」
「はやっ!!」
俺は扉の間から侵入して、書斎に入った。
和也「どれっ読もっかな~。」
元の世界ではこんな本無かったし、それが実戦出来るのが楽しい。
「やけにハイテンションだな。」
和也「うるせ~、あっこれ読もっと。」
『身体強化と魔石の採掘場所。』
「なんだぁ?魔武器作りたいのか?」
和也「まぁな~、てかおっさん名前は?」
「俺か?俺はイフキ=ライドだ、ライドって呼んでくれ。」
和也「了解、なぁライド、魔武器作らせてくれるのか?」
ライド「あぁ、いいぞ、つか俺の仕事は魔石の採掘だからな。」
こんな所で取れるのか、
と思いながらライドがついて来いと、
言ったのでついていく。
和也「なぁ、ライド。」
ライド「なんだ?」
和也「あんまり俺を見ても驚かねぇな。」
ライド「まぁ、珍しくはあるがな。」
和也「ふーん。」
ライド「ほら、着いたぞ。」
魔石の採掘場所は家の近くにある大穴に案内された。
和也「へー、でっかいな。」
直径五メートル位あって、そこが見えない。
ライド「ほらよ、これが魔石だ。」
ライドが俺の頭に魔石を投げてきて、当たった瞬間プルンと揺れる。
和也「どうやればいいんだ?つかつつくなよ。」
ライドが俺をつついてきて、そのたびにプルプルと揺れる。
ライド「ん?あぁすまんすまんついな、
魔石の使い方だっけ?フツーに魔力込めればいいから、
量とか質とか関係無いから。」
和也「よーし、やるぞ!!。」
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