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……………何か眩しいな…カーテンは閉めたはず……、取り敢えず起きるか。
「あれ?ここどこだ?」
俺は目を覚まし、体に違和感を覚えながらも、
ふと目の前を見るとそこには……。
「湖?その向こうに森?」
そう、何故か朝起きて見ると、
目の前には大きめの湖がありその向こうには、
鬱蒼と生い茂った森があったのだ。
「は?マジで意味がわからん、
記憶がバグったのか?」
よし、確認してみよう、
名前は、緑川和也(ミドリカワカズヤ)
性別は、男
年齢は、17
よし、覚えてる。
和也「取り敢えず、顔を洗うか。」
そう思い体を動かして見るが、
何か変な感じだ、歩くと言うよりは転がってる?
和也「………あれ?え?……なにこれ?」
湖に近づき顔を洗おうと水面を覗き込むと、
そこには、
体が黒色の透明な色をして、
目はくりくりとした瑠璃色、
体の形は饅頭そっくりであり、何故か直感的に分かった、これはスライムだと。
和也「まさか……これが俺!?」
ままま、マジか!?何で俺スライムになってんだ!?
和也「えぇぇ!?ちょ!!え?えぇぇー!?」
10分後
「夢じゃ無いみたいだな……。」
あの後色々試したが、
このスライムが俺であること、そしてこれが夢では無いことが分かった。
「はぁ、前向きに考えよう……、そうだ!!俺って結構ラッキーじゃね?
ここ多分だけどファンタジーの世界だよな、
だったら魔法とか使えるかも!!」
あ、でも呪文とか知らねぇや。
「取り敢えずこの体で何ができるか試そう。」
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