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次のページはどうやら魔法の名前やら、
詠唱やらが書いてあったので、後回しにし、
『派生属性ならこの本で決まり!!』
を取り出し見てみる。
和也「えっと、派生属性とは派生する前の属性を使い続ける事で、
属性が別の属性に変化する事です、
しかし派生させるにはかなりの時間が必要で、
それを短縮するために、
かなりの才能を必要とします、
次はどの属性がどんな派生をするかを紹介します。
自然属性が火の派生が爆属性、
水が氷
風が鎌鼬
土が砂
雷が稲妻、
希少属性の闇が黒属性
光が幻
破壊が滅
創造が現象
空間が時空
なお、死属性と影と聖と木属性の派生はあるようですが、
分かってはいません。
これらの派生属性は普通の属性よりもかなり強くなります。」
やはりこの本も次のページは詠唱等だった。
和也「次はこれだな。」
『使い魔、魔武器、混合魔法、ランク、召喚魔法、ならこれ!!』
を取り出した。
和也「フムフム、ランクとは、主にギルド等の番付の様なものです、FからA更にS、SS、SSS、
とありSから二つ名がつきます、
これは魔物のランクも同じ様になっています。
一番上のSSSより上の帝があります、今は自然属性と希少属性の帝がいます。
次に使い魔とは魔方陣から魔物を呼び出し契約する事です、ランクは魔法の物と同じです、
魔武器とは魔石に魔力を込めると自分だけの武器ができ、名前をつける事で能力が出ます、
召喚魔法とは使い魔とは別に契約した魔物に戦ってもらう魔法です、
混合魔法とは互いに違う魔法を混ぜて使う事です。」
そこで本は終わっていた。
和也「よし、最初の一冊借りていこう。」
俺は入ってきた窓を開けて、本を投げて自分も出ていく。
「ゴォォラァァァ!!」
窓から飛び降りた所で後ろから、ものすごい声が後ろから聞こえたので、
振り向いて見るとおっさんが鬼の形相で追いかけてきた。
和也「ごめんなさぁぁぁい!!この本少しかりまぁぁす!!」
俺がそう言うとおっさんは口をあんぐりと開けて、
立ち止まっていたのでその間に逃げる。
「なっ……!!スライムが喋った……。」
あ、スライムって喋べらないんだと思いながら。
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