0人が本棚に入れています
本棚に追加
狼達は何も言わなくなった
黒翼は気にせず話す
黒「だから何匹かと一緒に俺と暮らし先ずは俺に慣れさせる」
黒「それから人間に軽く会わせてみて様子を見る
ダメなら無理はさせないから安心しろ
それにお前らもいるその子にとっては心強いだろう」
それから少し沈黙が流れた
狼のボス?が沈黙を破った
狼[わかった我はここに残らなければならんよってこの子と親しい奴3匹をお前に預ける]
黒「わかった俺はこの森によく来るようにするし最初は週3で会えるようにして慣れてきたら会う回数を減らす
そして完全に人間にも慣れたら、里帰りとしてまた来るってのでどうだ?」
狼[了解した]
黒「一つ質問」
狼[なんだ?]
黒「その子の名前は?」
狼[我々には名前で呼び合う習慣がない狼達自身では名前をつけん]
黒「なるほど」
黒「俺がその子の名前付けていい?」
狼[ああ頼む]
黒「うーん何にするか?」
…………10分後……………………………
黒「よし!決めた!
神田希緒(カンダ キオ)にする」
狼[キオ?]
黒「ああ! 希望と人との縁が結びますようにと 仲間と一緒にいられるようにって意味を込めて希緒だ」
狼[そうかありがとう この子を希緒お願いします]
黒「ああ こちらこそ約束するさちゃんと育てようちなみに希緒は今何歳?」
狼[拾ったのが2歳だから今5歳だ]
黒「そうかありがとう」
黒「そろそろ日が暮れて来たから帰る
希緒と希緒について来る3匹はこっち来い」
すると希緒以外は此方へ来た
黒「おーい希緒?」
しかし希緒は来る気配ない
仕方ないので黒翼は希緒に近づく
希緒は端へ逃げ威嚇する
これでも獣医な黒翼は怯まない
しかも野生動物への経験も有るので余裕っといった感じだ
*
最初のコメントを投稿しよう!