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狼達は何も言わなくなった 黒翼は気にせず話す 黒「だから何匹かと一緒に俺と暮らし先ずは俺に慣れさせる」 黒「それから人間に軽く会わせてみて様子を見る               ダメなら無理はさせないから安心しろ それにお前らもいるその子にとっては心強いだろう」 それから少し沈黙が流れた 狼のボス?が沈黙を破った 狼[わかった我はここに残らなければならんよってこの子と親しい奴3匹をお前に預ける] 黒「わかった俺はこの森によく来るようにするし最初は週3で会えるようにして慣れてきたら会う回数を減らす そして完全に人間にも慣れたら、里帰りとしてまた来るってのでどうだ?」 狼[了解した] 黒「一つ質問」 狼[なんだ?] 黒「その子の名前は?」 狼[我々には名前で呼び合う習慣がない狼達自身では名前をつけん] 黒「なるほど」 黒「俺がその子の名前付けていい?」 狼[ああ頼む] 黒「うーん何にするか?」 …………10分後…………………………… 黒「よし!決めた! 神田希緒(カンダ キオ)にする」 狼[キオ?] 黒「ああ!   希望と人との縁が結びますようにと 仲間と一緒にいられるようにって意味を込めて希緒だ」 狼[そうかありがとう  この子を希緒お願いします] 黒「ああ   こちらこそ約束するさちゃんと育てようちなみに希緒は今何歳?」 狼[拾ったのが2歳だから今5歳だ] 黒「そうかありがとう」 黒「そろそろ日が暮れて来たから帰る 希緒と希緒について来る3匹はこっち来い」 すると希緒以外は此方へ来た 黒「おーい希緒?」 しかし希緒は来る気配ない 仕方ないので黒翼は希緒に近づく 希緒は端へ逃げ威嚇する これでも獣医な黒翼は怯まない しかも野生動物への経験も有るので余裕っといった感じだ *
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