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フィラに内緒でフィラの記憶を覗いたのだが、やはりというか陰湿なものから堂々としたものまで色んなイジメを受けていた。
「なぁフィラ。」
「なぁに?ユートさん。」
「お前は、今の生活に満足か?」
「っ……………満足だけど?」
……………。
「そうか。」
フィラの痛々しい笑顔を見て俺の明日の予定は『決定』した。
その夜、空き部屋に住まわせて貰うことになった俺達、今俺はベッドの上にて、
【あ、あー、こちらユート=トキザミ。
応答願います~。】
俺が念話で連絡を取ったのは……。
【あら、ユート君どうしたの?】
【実はティアラママ、【カクカクシカジカ】でして……】
俺の脳内『理想の教育者』ランキング同率一位、ティアラママことアリアス=ファルシナさんなんですよね~。
ちなみにもう一人はハイディー学園長
【教師がイジメを黙認なんて……コロシテヤロウカシラ。】
念話越しの殺意で俺の体の震えが止まらない。
【ユート君?】
【イエス・マム!!ご指示を!!!】
【殺りなさい。】
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