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【……貴方になら相応しいかもしれないわね……。】
【はい？】
いきなりなんの話だ？
【ユート=トキザミ。】
【え？あ、ハイ。】
ティアラママは一旦黙ると、
【貴方に【殲滅】の名の継承をするわ。】
……………ハイ？
【え？……はぁ!?】
【一般には知られてないんだけど実は【殲滅】の称号って世襲制なのよ。
私の場合は先代の【殲滅】持ちの生徒が私がまぁ、ね、アレをやったときに生徒に目ぼしい候補がいないから先生やってくださいって言われてねぇ……あれよあれよという間に殲滅女帝の名前が広がっていっちゃってねぇ……ギルドの二つ名もどこで聞いたか殲滅の名前がついちゃって……。】
【殲滅】にそんなエピソードがあったとは……
【貴方になら相応しいだろうし、そろそろ殲滅女帝って呼ばれるのもねぇ……。】
後半が本音ではないのですか？ティアラママ？
【安心なさい？名前は決めてあるわ。】
【と、いいますと？】
ちょっと気になる自分がいる。
【貴方の二つ名は
【殲滅総長】よ!!!!】
予想を遥かに越えた厨二に全俺が泣いた。
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