そして二年の月日が流れた……

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でも……マスターは無事で、必ず帰ってきてくれる。 これ以上に私の心を安堵させることもあるまい。 「うふふふ……」 ほわぁぁぁぁぁぁぁぁん………! 「ア、アルトからこれ以上ないほんわかオーラが出てるよ!」 「カ、カメラを!カメラを!!」 「あるぜwwwww」 「コータ?」 「いやだから善意だからwwwwちょ、そのデカいペンチは一体何に……ぐぎぃやぁぁぁぁ!?!?」 再開の時を楽しみにしております、マスター。 「さて、ユートくんそろそろ行く時間だよ!!」 「ういうい、もーちっと待ってくれ……」 「この部屋も随分とメカメカしくなったものだね!!」 ───────そこの部分は黒希望。 「ここは赤じゃね?」 プシュー 「概念神様も随分と感情豊かになられましたしね!!」 ───────褒めても何も出ない。 「でぇきたぁ!!これぞヴァンキッシュ・リペアが進化した新型、シュテルン・ヴァンキッシュDA!!」 ───────祝、完成。 「長かった……他の世界の神から物質横流ししてもらってよーやっと完成したぜ……実に長かった。」 「ぶっちゃけ百年のうち半分はそれの製作だったよね!!」 「ちゃんと百年分はやったろうに。 ……さて、そろそろ行くかね。」 ───────いてらー 「まぁ時々ここにも来るさ、じゃあ行ってくる!!」 「……そういえば彼の身体に封印をかけておいたんだけど彼なら多分気づいてるよね!!」 ───────気づいてる。
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