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『…頼…世の中には聞いてはいけないものがあるんだよ…』
猛がニコリと頼を見ながら言った。目は笑っていない。
頼はコクコクとうなずいた。
席につき料理を頼むと猛が咳払いした。
『じゃ、まずは仕事内容から。執行委員はまぁ学生からしたらバイトだ。2人もわかってるだろ?』
猛が問いかけると2人はうなずいた。
『警察の補佐として活動する。主に能力者の学生の起こす問題を解決するためにね。学生の取り締まりだな。まぁ…そこらへんは慣れだし…、実際体験したほうがいいかな…』
『学生以外にも取り締まったりとかするんですか?』
猛が出された水を飲むと、頼が聞いた。
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