入学

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『いや…同じ部屋なワケないよな…』 『そっそうだよね!先に送った荷物に名前書いてあるしわかるよね!』 琅と頼は部屋の中に入り、段ボールに書いてある名前を見た。 『…私と多良間くんの名前のしかない…』 頼は手荷物をその場に置き部屋をでた。 琅も追ってくる。 1階のロビーに行き、向かった先は…。 『寮管さん!!どういうことですか!部屋に行ったら多良間くんが…!』 『あー…実行委員だから一緒にしちゃった。変更は無理だから。別に良いでしょ?魅力ある女なら手を出されるかもしれないけど、あんたはまだガキだし』 頼は顔をひきつらせふらついた。 琅が後ろで頼を支える。 『…どうかした?』
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