月曜日

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「えっ、あ、あの、ごめん!」 無意識とはいえ、かなりマジマジと見てた気がする!! 「ねえ。」 こいつ、俺がガン見してたことなんて、全く気にしてねーみてーだ……。 「私、早川 湖都梨(はやかわ ことり)。よろしく。」 「…………はあ。」 そして、俺をじっと見てくる。 「……うわ。ホンモノの湖都っちだ。」 ん?知ってんのか?要。 「彼女が、早川さんか。」 お前もか?隆史。 俺が2人の顔を交互に見てると、『やっぱり、君だ……。』と、呟く彼女の声が聞こえた。 は?何だ? 彼女を再び見ると、さっきとは打って変わって、射抜くような目力から、ふわりと微笑む表情を浮かべていた。 そのギャップに、不覚にも、俺の心拍数が早まった。 うわ!!何だ、これ!? 「私、君に一目惚れしたの。 付き合って下さい。」 そう言われたとたん、俺達3人の空気が一瞬で凍りついた。
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