第二章 来ちゃった異世界

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「そりゃ健くんを迎えに行くまでは僕の仕事でしたよ?でも説明系とかは普通おおさまの仕事でしょ?」 「うわー、ムカつく剣だわ。ベルお前」 王様は嫌そうな顔をして剣との会話を終えこちらへ向いた。 そんなに説明するのが嫌なのか。 いや、まずその剣に任せようとする事自体が間違ってんだと思う。 そいつ説明省いたからな?ww 「ほいじゃまぁ…はい、健。お前は選ばれた戦士だ。よろしくね」 「うん、死ね」 俺は笑顔でこう返した。 約二秒で返事するなんてそうは無いわ、うん。 「どーせするならちゃんと説明してくれ」 「ねぇ、健ってなんであんなに冷たいの?ドライなの?」 「おおさま、だって…健くんは」 「「ア〇ヒスゥゥパァァドラァァイ!!www」」 俺は王の間に置いてあった花瓶を思いっきり王に投げつけた。 すると王の目はキラリと光り、今までにない真剣な眼差しに変わり身体を反らした。 花瓶が当たってから。 「いや、ほんと。マジごめん。ワシ調子乗りすぎた。」 「わかればいい、おっさん。だから早く説明しろよ」 「サー、イエッサ」
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