ー第1話ー

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まるで、遊園地にでも来た子供のように、ニコニコと笑いながら、 言う遵に、呆れ顔のメイコは、はぁーとため息をついた。 「少しは、悲しそうな顔しなさいよ」 「なんでだ?俺ら卒業したわけじゃないだろ?」 「そうだけど・・・。」 だが、卒業はすぐそばにまで来ていた。 あと1年―。
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