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扉を開けるとそこにゎ
女子がいた。俺の期待が崩れ去ってゆく~
「さっちゃん、お疲れ~」
「え?あ、ユリさん、おつです。
結構遅かったですねっ!」
「そうなのよ~、さっちゃん!
新しい子をね!」
うわぁ~近くで見るとすんごくちっさ!
あ、なんか、可愛く見える。
まぁ、ユリさんと比べたら
俺的にはユリさんだな~
って、名前ユリって言うんだ。
うん、似合ってる!
「あ、なるほど…
こんにちわ!
二年三組の常盤皐月です。
これでも、先輩なんだから、ね!
よろしく~」
おぉ。意外とテンション高いなこの人。って俺も名乗らないと
「あの、高橋千秋です…
えっと…
よろしくお願いします?」
俺は何もわからず、最後には『?』が付いてしまった。
「ちょっと!なんで、はてなが付いてんのよっ?」
「え、あの…」
俺は訳がわからず、キョロキョロしてしまっていた。
「あ、さっちゃん、違うのよ、
あたしが強制的に連れてきちゃったの!」
そう!そうなんですよ!
俺は特に悪くないよ…
「あ、そうなんですか…
てっきり、入部するんだと、思ってました~」
え?入部?なにそれ?
「もう、さっちゃんったら、
気が早いんだから~
でも、あたしはそれを期待して連れてきたんだけどな…」
あれ?口調がいきなりっ!!
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