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「おぎゃああ、おぎゃああ」
鬼たちが妖刀を探していると、倒壊した家屋の中から、赤ん坊の泣き声が聞こえた。
赤ん坊は白い布で覆われていた。
鬼たちはそれを見逃すわけでもなくすぐに食べようとした。
「うまそうな赤ん坊だな。」
「とっとと喰っちまおうぜ。」
鬼たちが食べようとした瞬間…
「ぐわあああ!」
「何だ?!何が起こった?!」
鬼たちは突如赤ん坊から発せられた光から攻撃を受けた。
光にあてがられ、鬼たちは苦しんでいる。
そこに例の小鬼がやってきた。
「なにごとだ?!」
「そこにいる赤ん坊を喰らおうとしたら、突然光に襲われたんだ。」
苦しみながらも小鬼に答えた。
小鬼は、赤ん坊を見て驚愕の表情を浮かべた。
「こやつは…」
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