第1話~君の顔面が怪奇現象~

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テル[ふぅ…これ本当にファーストステージかよ] リン[最初はみんな絶対ここで死ぬよ] テル[だろうな!] リン[僕は地下鉄のステージやってるけどそこ今度はそこ行こう] テル[お、おう!] リン[大丈夫大丈夫!] このゲームにはレベルが存在しない ステージ難易度こそあるが 破壊、迷彩、衛生のスキル以外 レベルが存在しないのであとは腕のみ リン[ちょっと喉乾いたから先にログアウトしてコンビニ行ってくるよ] テル[オッケー!俺はこの次のステージやるわ] リン[確か腐町だっけ?] テル[そうそう。] リン[その次が地下鉄だよ!頑張って] テル[はいよ!じゃ行ってくる!] リン[じゃまた] ―――――ログアウト確認――――― 鈴花[ふぅ…リアルマネーもゾンビ倒して増えればなぁ] スッと立ち上がり財布をポケットに入れる 鈴花[今輝希に少しでも触れば輝希は強制ログアウトされるってバーチャルリアリティーゲームもすごいよな] 独り言を抜かしながら もう暗くなっている外を眺めカーテンを閉め部屋を出る 紀美花[あ!お兄ちゃん] 下に降りると妹が帰ってきていた 鈴花[もう帰ってきてたんだ] 紀美花[うん。輝希さん来てるみたいだから輝希さんの分もご飯作ってるけど大丈夫?] 鈴花[ありがと。きっと喜ぶよ。ちょっとコンビニ寄るけど買うものある?] 紀美花[あー飲み物がないのよねぇ] 鈴花[その飲み物を今から買いに行くんだけど他には?] 紀美花[本当?助かるぅ!ありがと。他は大丈夫!] 鈴花[じゃあ行ってくるよ] 紀美花[気をつけてね!]
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