第1話~君の顔面が怪奇現象~

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ガチャッ… 玄関を開け外へ出る。もう随分暗い 時間的には8時9時くらいだろうか 時計を見忘れてしまった 近くのコンビニに入り 爽健不茶をカゴに入れる 鈴花[何がいいかな?爽健不茶とファイタでも買っとくかな?ファイタオレンジでいいか] お茶とジュースをカゴに入れ レジを通し店を出る 家に帰る途中路地を通るのだが もちろんコンビニに向かう時も この狭い路地を抜けた方が早いので 通ったはずなのに何故か帰りは悪寒が走った 鈴花[腐町ならここにゾンビがいるからそこに隠れて…] ガサガサ… 鈴花[…!?] 路地を出る直前にある電柱から聞こえた音 鈴花[まさかな…ゲームのし過ぎかな?] 自然に癖で銃もないのに構えてしまう鈴花 鈴花[ダメだ。早く帰ろう。嫌な予感がする。こっちはダメだ] ガサッ…ゴソゴソ… !! 鈴花[うわっビックリした] 出てきたのは野良犬だった。 鈴花[流石にオカルト好きでも怖いよこれは] ふぅっとため息をつき安心して 路地を通り抜け家に帰る 鈴花を何者かが電柱の裏からジッと見つめていた。
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