第1話~君の顔面が怪奇現象~

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紀美花[お兄ちゃーん夜ご飯だよー!] 鈴花[おっと、飯か、今行くよ。] ホラーが大好きな僕がこのバ○オハザードを やってることだけは 15歳になる妹はあまり好感を持ってない 僕は自分のこの顔を ゲーム内に登場するゾンビと同じだと思ってる 嫌いなんだ。この顔が…だから… それを紀美花は何処かで理解してるんだろう。 鈴花[今日はハンバーグか。] 紀美花[うん!お兄ちゃん好きでしょ!] 鈴花[うん。美味しいよ。] 夜月 紀美花。 僕とは違って明るくてたくましい妹だ。 12年前に両親を無くした日のことは あまり覚えてないらしい 鈴花[…ごちそうさま。] 紀美花[そこ置いてていいよ!] 鈴花[いつもありがとう。明日は学校行くよ] 紀美花[本当に!?ご機嫌だねぇー] ハンバーグのおかげだなシメシメと言わんばかりの表情をしている
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