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「おはよー、優真」
「なんだ…、リア充か…。」
俺は無視して学校へ行こうとする。
「ちょっと!!待ってよ~!!」
「なんだよ、零…、俺は学校へ行くのだが?」
「いや、僕も行くんだからね!?一緒に行こうよ!!」
「嫌だ、ってか大奥はどうした?」
いつもこいつに付きまとっているハーレムメンバーがいない、
「大奥って…、彼女達は先に行ったよ、ほら生徒会とか委員会とか…、」
「へー、なら1人で行けよ、ウサギみたいに寂しいと死ぬとかないだろ?人間だし。」
「いや、折角友達がいるのにそれは寂しいと思うよ、って!!これなに!?」
ん?零の足元に魔方陣、あー、こいついつか異世界に召喚されるかもと思ってたが今か…、さて、
「えっ!?動けない!?ってちょっと優真!!なんで行っちゃうの!?」
「いや、学校へ行くのだが…、零は頑張って魔王倒してハーレムラブコメやってこい。」
「僕達友達でしょ!!助けて!!」
ガシッ
「ちょっ!?掴むな!!巻き込まれてしまうだろ!!逝くのはおまえ1人で十分なんだよ!!」
「いやだよ!!」
ピカッ!!
魔方陣が強く輝くとともに俺の意識はブラックアウトした…、
あ…、俊也と静明にゲーム貸したまんまだった…。
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