とち狂いはじめたご主人様の章 ~第1幕~

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申し遅れましたが、私、海影雪美は現在家なき子でございます。 お父さまはどっか遠くにいったかお星さまになってるかってぐらいの行方知れずで、 あたしを育ててくれたお母さまは、とてもアラフォーには見えない外見のバツイチだったのですが、例のDSをドラクエつきでくれた若いお兄さまと、とーとつにどこかへいってしまわれました。 そんなとき、 年上のいとこの葉織っていうお姉さまから、ホント久しぶりにメールがきまして。 お母さんがいなくなってどうすればいいか…みたいな返事をしたら、このお屋敷に来なbabyっていわれました。 あたしの生活、面倒見てくれるって。 こんなお屋敷に住んでるなんて知らなかったから、ホントびっくりです。 小さい頃はよく遊んでくれたけど、 ここ何年かは忙しいみたいでほとんど顔をみれなくなってた。 大好きだったから、 急に亡くなったってきいたときは、 けっこうショックでした…
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