第1章 サンタシ編

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「アカネ様、ロラン様は言葉は悪いですが、本当にあなたをお守りしようと必死になっておられるのですよ」   エメはにっこりと笑い掛けると、手際良くティーのセットを片付け始めた。 「うん……、わかってる……」 そう言って、朱音は見慣れた美しい絵画に目をやった。 (そう言えば、この絵、どこのお城だろう……)
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